iPhoneとFOSTEX AR-4iでバイノーラル録音 | 聴覚にまつわる音のお話
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iPhoneとFOSTEX AR-4iでバイノーラル録音

集音器バイノーラルマイクのメーカーのアドフォクスです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

アドフォクスがある東京都青梅市でも緑の色が変わり始め、夏が様子を伺い始めたように感じる今日この頃です。

河辺の緑 
(写真) 街路樹の緑の色が変わり始めた

暖かくなってくると、食べ物が痛み易くなりますので気をつけましょう。
間違っても、1週間以上前に封を切った上に10日も賞味期限を越えた飲むヨーグルトを飲んで食中りしたりしないよう、お気をつけ下さい。
(やたら具体的なのは私が当ったからです)


さてさて、今回は当社のバイノーラルマイクBME-200が使える録音機材 FOSTEX AR-4iについての記事です。

写真のように、AR-4iはiPhoneと組み合わせて使用する機材です。

AR-4i装着
(写真) FOSTEX AR-4i (使用できるのはiPhone4 or 4S)

iPhone単体での録音は、音声がモノラルになってしまうのでバイノーラル録音が出来ないでいたのですが、当AR-4iが出たお陰でiPhoneでもバイノーラル録音できる環境が整ったのでした。

まずは録音サンプルをお聞き下さい。

(動画) iPhoneでバイノーラル録音

確かにiPhoneでバイノーラル録音できました。
しかもYouTubeにアップした時点の音声は無圧縮PCMなので、デジタル圧縮による音質劣化も最小限で済んでいます。

ただ、音を聞く際に注意点があります。
どうもiPhoneのパワーアンプは弱いようで、出来ればiPhoneよりもパワーアンプがまともな機材で聞いた方が、バイノーラルらしい頭の外から音が聞こえる現象が再現されます。
(私の場合には、データをPCに転送してUSBオーディオで確認しました)


このAR-4iを眺めてみますと、上面にはINPUT1とINPUT2の二つの入力とINPUT VOL.とインジケータがあります。

上面
(写真) 上面

このインジケータで入力レベルが分かりますが、録音を追い込みたいときには物足りないはずです。
入力レベルを表示してくれる アプリが必要になると思います。

下面を見るとINPUT3とイヤホン端子、イヤホンボリューム、ミニUSB形状のiPhone電源供給端子、そして三脚穴があります。

下面
(写真) 下面

全ての音声入出力端子はステレオミニ(3.5mm)形状です。

また三脚穴は側面にもあり、ここに付属のグリップを付けることが出来ます。

グリップ
(写真) 三脚穴とグリップ

このグリップはビデオ撮影の際に大変便利です。
しかも重心バランスが中心にあるので、グリップを付けた状態で縦横どちらでも立ちます。

たてグリップ
(写真) 縦でも横でも立ちます

それから単4電池2本が入ります。

単4×2本
(写真) 単4電池2本

一見して電池ケースの大きさから単3電池が入りそうなので、試しましたが、壊れそうだったので止めました。単3は入りません。

プラグインパワーのマイク供給電圧を調べると2.45Vで、当社のBME-200を駆動するに十分でした。
(BME-200は電圧を上げるほどに大音量まで撮れるようになりますので、これを9V程度まで上げられると余裕が出ます。欲を言うと切りがありませんけれども…)


さて、上で紹介しました動画を撮った時には、BME-200の接続はINPUT1を使用しました。

上下
(写真) INPUT1を使用すると

ただこれだと上下に飛び出るのがカッコ悪く、線の取り回しも気になるかもしれません。

そこら辺が気になる場合には、INPUT3を使用すると良いでしょう。

上上
(写真) INPUT3を使用すると向きが揃う

私はビデオ撮影のアプリはFiLMiC Proという有料アプリを使用しました。
このアプリは高機能なビデオ撮影が特徴ですが、私の場合には音声をデジタル圧縮がかかっていないPCM方式で撮る目的で使用しました。

(標準アプリだと音声はAACという方式のデジタル圧縮がかかってしまいます。これをYouTubeなどにアップすると、2重にデジタル圧縮がかかり、音質劣化が顕著になってしまいます。)

こうして撮った動画が、上に挙げました水族館の動画になります。


今までBME-200のビデオ撮影にはZOOM社のQ3というビデオレコーダーを使用していましたが、これはマイク電源(プラグインパワー)を供給してくれないので別に用意する必要がありました。
それに比べると今度のiPhoneにAR-4iという組み合わせはマイク電源を供給してくれるので、かなり手軽にバイノーラル録音のビデオ画像を撮ることが出来ます。

ただ、ビデオ撮影する分だけiPhoneのバッテリー消費が激しくなりますので、USBで電源供給できるビデオ用の予備電源を用意する事をお勧めします。

BME-200を生かすのに、また一つ、良い録音機材が出現したと言えます。




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